「新しい制作様式 ―透きとおるコミュニケーション―」

感染症の蔓延とともにひろがったもののひとつに、人と人を隔てる透明のパネルが挙げられます。
飲食店やあらゆる窓口に備えつけられるようになったそれは、つながりを断つために立てられるものですが、少し工夫すれば、新しいコミュニケーションの舞台にも塗り替わるおもしろい素材でもあります。

アート・ワークショップ「新しい制作様式」では、パネルの両側からペンを使って絵を描きます。
自分の引いた線に反対側から重なってくる線に、合わせたり、遠慮したり、逆に塗りつぶしてみたり、話し合いながら協働制作したり……。制作の中でさまざまなコミュニケーションが生まれます。

また、最後にはハガキサイズにフレーミングすることで、自身の絵と他者の絵が偶然隣り合っているおもしろさを発見する機会をつくります。カットして、記念のお土産にも。


おおまかな流れ

セッティング
画材(油性ペン各色人数分)
飛沫防止用パネル(PET素材が最適)
ハガキ大のフレーム
1 ペアに分かれる
WSはふたり一組で行います。パネルを間に立てて座ります。
2 両側から描画(ルールあり)
ペンを使って、両側からの描画をはじめてもらいます。
「なにを描けばいいかわからない…」とならないよう、最初はモチーフやテーマを指定してスタート。テーマは参加者の年齢やイベント趣旨に合わせて決めます。
3 両側から描画(ルールなし)
筆がのってきたペアから、モチーフやテーマといったルールを排し、自分たちでなにを描くか決めるよう促します。
ふたりで話し合うペアや好きなモチーフをそれぞれに描き出すペアなど、さまざまな違いが生まれてきます。
4 フレーミング
パネルを外し、ハガキ大のフレームを使って、絵の別の見え方を試します。区切ることで新鮮に見えてくる組み合わせを発見できます。
PET素材で実施した場合は、参加者が気に入った箇所をファシリテーターがはさみかカッターで切り取り、お土産として持ち帰ることができるようにします。

企画書

各施設・事業所・ご家庭でも自由にアレンジして実施できるよう、企画の概要やファシリテーションのポイントをまとめた企画書を近日公開予定です。