vol.3 西村卓「HACO」

Artist

西村 卓

岐阜県出身。2016 多摩美術大学大学院彫刻専攻(修士)を修了。 
「集団」と「個」をテーマに立体、平面、インスタレーションなど横断的に作品を展開。「PLY」のメンバーとして実験的な展覧会の企画・運営も行う。 
個人的な出来事や興味を作品の起点としており、それらにリアクションするように作品を制作している。日々の営みを紡ぐ日記のように、単純な行為の集積によって、作品に世の事象を内包させる。 

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[作家コメント]

僕は普段、大空間を使って展開するようなインスタレーション(空間芸術)や彫刻作品を制作する事が多い。

だからトラックの荷室に一体どんな空間を展開できるのか、今回の移動美術館の展覧会は僕にとってもちょっとした挑戦だったと思う。

展示タイトルとした「HACO」というのは、言うまでもなく「箱」という言葉からの引用である。

「仕立てた空間をお届けする」という今回の展覧会はとても興味深く、設営中は誰かに贈るプレゼントを用意するような感覚を覚えた。

今回の展示では、「HACO」の空間を2つに分けて、都市をモチーフにした彫刻群によるインスタレーションと単純な行為の集積によって制作したレリーフ作品を展開している。

また一方で、ギャラリーという「箱」の中で作品鑑賞をするのではなく、「箱」を俯瞰するという鑑賞体験もとても興味深い。

大切な誰かを想って用意したプレゼントを箱に入れて贈るように仕立てた空間を、どうか楽しんで頂けたらと願っている。

西村卓

[主な展覧会]

2018年 個展「拡張都市」/銀座蔦屋書店(東京) 
2021年 「カレミズガタ」/MARCO Gallery(大阪) 
2022年 「The FICTION-ONE’S ROOM」/ MARCO Gallery(大阪)
2022年 「いとまの方法」/ 杉並学園(東京)


出展情報

01 岸根公園
会期2022年10月8日(土)11:00-16:00
会場岸根公園(横浜市港北区岸根町725)
アート・トラック/関連作品展示